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プロになれる人とは?その前に大切な事
https://note.com/ageratum_kobe/n/ne95c58e7680b
カット塾をやってて、技術指導している時に思った事を書きます。
今月塾に入ってくれた2年目の子が、一生懸命練習しているのですがなかなか上手くなれない悩みがあり、足りないものがあるので記事にします。
あと、昔僕自身が学んだプロとアマチュアの違いを引用しながらプロになる人の特徴など説明していきます。
ビジネスの世界でも、スポーツ、芸術など全ての世界で結果を出している人は、能力やモチベーションというのもあるのですが、それよりも手前の時点で大事なことがあるんです。
プロになれる人となれない人の違い
プロになれない人の特徴は、プロになる為の行為(行動)を特別視してしまう人
例えば、ビジネスの世界で「音声で学ぶ」があります。
結果を出す人は、通勤時や何かをしながら聞いたりします。
一時中断しても、何分まで聞いたのかをなんとなく覚えて、また後で続きをやります。
ちょっとでも時間があったら学ぶことをしています。
結果が出せない人、特別視してる人は、
勉強を「さぁやるぞ!」と言って、家に帰って机の上にノートを広げてやってしまう。
特別視しているために、「仕事で遅くなったから、疲れたから明日にしよ」ってな感じで、モチベーションや気分によって左右されやすく。日常の実践量がどんどん少なくなってしまいます。
つまり、日常的にやっている人の方がプロになれます。
プロになる為の行為を特別視していないという人になるわけです。
学校に行ってもプロにはなれない
プロの美容師になれるって言う人は、普段からいろんな人の髪型やファッションなど、普段からずっと見ていたり、考えたりしています。
日常の行為での蓄積があり、思いついたらどんどんチャレンジをしていきます。
例えば、街中で変な髪型を見たら、自分だったらこうやって上手く作るとか考えて、実際カットしてみたりします。
そうすると結果が生まれてきます。
プロになれない人というのは、口ではプロになりたいって言いながら、全く作品も作らないしなんも考えていないし、もちろん行動もしていないです。
就職して、プロから学べば大丈夫だとか言い出したり、とりあえず国家資格だから取っておいておいて、損はないかなぁとか言い出します。
専門学校に行って、たった2年間習ったぐらいで美容師の資格は取れても、プロになれる訳がありません。
美容学校で学ぶのは『国家資格合格のため』の勉強です。現場が求めているスキルとは大幅に離れているためです。
(学校問題はまた違う記事にしていきます)
特別視しているか、もしくはただの日常の一つの行為としているか?
特別視するということは、それに対する障壁を高くしてるということです。
つまり難しいことだと決めつけているので、学ぶ機会をどんどん逃してしまうのです。
特別なことを学ぶ特別な準備ができてないから、まだ自分はやっちゃいけないとか、こんなことではいけない、まだ戦いの場に出てはいけないみたいに、勝手にどんどん自分でハードルを上げてるんだと思います。
やりたい気持ちはいくらあっても、実際に普段からやってないわけだからできない、という風になってしまいやすいんです。
プロになるには
厳しく言うと、1日5分でもいいからとりあえず始めろ!
そして、隙間時間があればやる!自分の中でやって当たり前の状態を作ること!
人間は何か新しい事を始める時、心理的抵抗が生まれます。
でも、やる事が当たり前になってくるとその抵抗が薄れていきます。
車で例えると、心理的抵抗はブレーキです。
ブレーキを踏んでいる状態でアクセルを踏むのは負担になります。
ブレーキがかからない状態だったら、アクセルを少し踏むだけでも前に進みます。
それが蓄積されると距離が伸びて、ゴールに近づきます。
ブレーキがかかっていない状態ならより早く進めます。
まとめ
最後にどんな事でもそうですが、学びたい事ややりたい事がある場合、特別視しないこと、そして、必ず行動を習慣化させること。
技術は教えれますが、こればかりは自分自身がやるかやらないかです。
神戸市の会員制理容室Ageratumアゲラタムブログ