40歳の壁を越えよう。
今回は人生戦略。
先日こんな本を読んでみました。
自分なりの考えをまとめてみます。
あなたは、40歳からも成長し続けることができるでしょうか。
20代のときと比べると、体力も気力も落ちてくるのが40歳あたりです。
その壁をいかに乗り越えるか。
これは社会人なら誰しもが向き合うべきことでしょう。
40歳からの代表的な壁
仕事の責任やストレス
40代は職場では責任のある立場になる世代です。
昇進などによって職場環境や人間関係に変化があり、その変化に対応しないといけないことがあります。
キャリアアップと思えることでも、その責任の重さに対してストレスを感じる方もいらっしゃると思います。
子育て、介護などの悩み
子供の進路や教育方針、さらに反抗期など対応。
これまでにない子育てへの悩みが出てくると思います。
そして、両親の介護が必要になってくる世代です。家庭と仕事のバランスがうまく取れないことで悩み、子育てや介護を1人で背負ってしまい疲れが溜まってくるかもしれません。
将来への漠然とした不安
将来に対して漠然とした不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
不確かな世の中、年金や老後の生活、このままこの会社で働き続けて大丈夫か?
キャリアについて悩む方も多いと思います。
老化不安
筋力や体力の衰えを感じ始め、
白髪が目立って、髪が薄く、自分の容姿に萎えてしまう。
壁を乗り越えるヒント
この本の中では『自分業』をつくること、
「自分業」とは、幸せな人生の土台となる「お金」・「つながり」・「健康」の3つの要素を満たすことができ、かつやりがいをもって取り組める仕事。
これから来る自分の老いや衰えていく体力気力とも折り合い継続できるものであること、自分が裁量権を持てることが大切。
これからの時代、1つの仕事を全うする人よりいくつかの仕事(副業)をする人が増えてくると思います。
少しずついろんな仕事を組み合わせていく
ことが、壁を感じた時に少しずつ乗り越えるヒントになると思います。
ポイントは
・やりがいを持てる仕事
・自分が裁量権を持てる仕事
・本業のみ、または副業・複業との組み合わせで「自分業」にする。
お金・つながり・健康をどう維持するかを考えたとき、1つの仕事で全部かなえるのはその人の背景によって難しいことも多いですよね。
でも、自分の状態に合わせて少しずついろんな仕事を組み合わせ、「お金」「健康」「つながり」の3つの要素が重なるところに自分を置くことができると自身の幸福度が上がるかと思います。
それは50代、60代年齢によらず同じなんだと思います。
幸せ人生戦略
この本を読んでいて、なんのための人生戦略か?自分自身に問うてみた。
即答で「幸せな人生を送るため」と頭で思いました。
そのために必要な要素が先程あった、
お金(資産、収入)
つながり(知人、友人、家族)
健康(体力、認知力)
本書ではこの3つの要素を紹介してます。
そして、幸せな人生を送るための人生戦略をつくる上で、これらを自分なりの言葉で言語化して、実現のためのアクションを積み重ねていくことが重要なんだと思います。
本書にもそのようなことが書かれていました。人生の目的を決めるとは「自分が大事にしたいことを言語化する」、もっと言えば「言語化するための時間をつくる」のが最初の一歩であると。
ここで、自分なりに単に3つの要素を分解するだけでなく、そこから具体的にどんなアクションを起こすのかまで掘り下げたいと思います。
人生戦略をマインドマップで可視化する
まず3つの要素を書き出します。
さらに深掘り
さらに具体的に
あとは実行と行動のみ!
人生戦略をメタ認知する
メタ認知とは、「認知していることを認知すること」
言語化によって自分の願望を外に出して、メタ認知することで、脳のRASというシステムに願望がセットされるそうです。
いざ行動の選択を迫られたときに、脳の9割を占めている潜在意識が、言語化された言葉につながるような行動をうながしていくとこの本の著書は言っていました。
たしかに…と改めて思います。
最後に
1番印象的だったのは、顧客ではなく自分を主語にする。
最初の自分業でもあった自分で裁量権を持つと共通する部分だと思います。
誰かの悩みや不安を解決する事に重きを置かない。
誰かの不便や困りごとを解決する為に自分を使うと、結局疲弊して続かなくなります。
自分を主語にした上で、
どんな人を顧客にしていくか、何を提供していくか?
こんな事を考えさせてくれました。
感覚的なことで、あまり上手く言葉に出来ていないですが、、、
最後にこの本の感想は
よくあるような内容ですが、
残りの人生を幸せに生きるために、
一度立ち止まって今後の生き方を再考するきっかけになる良い本だと思います。