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なぜ書き続けれるのか?
https://note.com/ageratum_kobe/n/n9eb48d2beb10
お客様に毎週書き続けてすごいねなど最近言われることがあります。
自分なんてまだまだですよ(笑)
毎日書いている方も沢山います。
自分なんて週一でしか書けていません。
そこで、自分流ですが、書き続けてる方法を言います。
まずは「目的」です。
「なんのために書くのか」ということが見えていないからこそ、書けないと思います。
「書く」ではなく、「伝える」と考えています。あと将来、出版を考えてます。
以前書いた「新しいことを始める」で書いていますが、
「書く」というと、どうしても目の前にある紙やパソコンなど、書くためのツールに意識が向かいます。特別視してしまう。
でも、「伝える」ならどうですか?
伝えるためには、「相手」が欠かせませんよね。
相手がいなければただの独り言になってしまいます。
そのように伝える相手を意識すれば、「誰になにを伝えるのか?」「なぜ伝えるのか?」「どう伝えるのか?」といったことを自動的に考えるようになります。
その結果、書くことも見つかるし、書けるようにもなるんじゃないかと思います。
それと「まずアウトプット先を確保しておく」ことも書くために有効な手段だと思っています。
たとえば、ブログなどで『テーマを決めてしまう』とどうなるか?
普段であればスルーしてしまうことも、「これってネタにならないかな?」というふうに立ち止まって考えるようになっています。
事前にアウトプット先を確保しておくことで、同じ景色を見てもその見方が変わってくるかと思います。
書く時のコツ
自分が意識している事です。参考にしてみて下さい。音楽用語を使っています。
その1
まずはdrop(ドロップ)「落とす」という意味ですが、思いついた単語をメモに投下する、すなわち書き殴ってみる。
この時は頭の中に浮かぶ文字を適当に殴り書きしてみます。
そうすると頭が整理され、なんとなく何を書きたいかが見えてきます。
その2
edit(エディット)「編集」を意味することば。言い換えれば、今ある素材を組み直す。
ドロップした単語をどれをどのように組み合わせたらいい文章になるのか?分かりやすく、伝わりやすくなるのか?順番を入れ替えたりしてみます。
その3
remix(リミックス)エディットと同じくクラブ・ミュージックの用語。要は「ミックスしなおす」「再構築する」というような意味です。
エディットと似ているので違いがわかりにくいかもしれませんが、基本的には「もとからある素材を抜き差しして違ったものにする」のがエディット。
もとからある素材に、新たに違う楽器の音などもともとそこになかった要素を加え、エディット以上に違った感じのサウンドを生み出す=つくり変える」のがリミックスです。
最初にドロップした単語を並べながら、「ここにはないけど、いま思いついたこの単語を加えたら、違ったタイプの文章になるんじゃないだろうか?」というように、新たなものを加えたりしてみる。そういう作業のなかから、自分だけの文章が生まれると思います。
仕事中でも、カットする時にも似たような事を考えてカットしています。
ドロップ
お客様の髪型の要望などを聞いて、自分の頭の中で思いついたシルエットや切り方をなんとなく想像してみて、なんとなくのイメージを作ります。
エディット
なんとなく想像したものをどの様に組み合わせたらキレイな形になるのか?どうすれば効率良く早くカットができるのか?お客様のセットがやり易くなるのか?を考えます。
最後にリミックス
同じ長さでも、毛先の細さ、太さによって最後の質感が変わってくるので、お客様の雰囲気やお仕事柄など色んな目線でそこに無かった要素を加えて、違う雰囲気を出したりしています。
もう少し分かりやすく言うと、夏と冬で同じ髪型ですが、少し違う、夏という要素、冬という要素、少し違うとおもいませんか?
稀にいつもと全く同じでという方はいますが、その時はその時で同じものを提供します。
こんな感じで普段の仕事でも考えています。
普段から仕事でしている事を置き換えて考えているので、営業終了後のカットの練習の代わりかなぁと思って書いています。
神戸市の会員制理容室Ageratumアゲラタムブログ
「新しいことを始める」理由を一度本音で考えてみよう
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新しいことや慣れないことを始めるのは大変ですし、めんどうだと思います。
そして、時間がかかることですよね。
「やりたくない」を「やりたい」というモードに変えるのには大きなエネルギーが必要です。
そこで一度考えてほしいのが、
あなたが「新しいことを始める」と思う理由です。
どうして始めようと思ったのか、よく考えてみましょう。
なぜ始めたのかがきちんと理解できれば、あとは行動するだけ! と覚悟が決まります。
重要なのは建前でなく、自分の本音を見据えることです。
「将来のスキルアップのため」などという耳あたりの良い言葉は建前の可能性が大きいので注意しましょう。
耳あたりが良い言葉で自分を納得させてしまうと、発信力を向上させなければならない切実な理由が見つからず、つい後まわしにしてしまうのです。
発信力とは「自分の意見を分かりやすく伝える力」
発信力がないということは自分の意見を分かりやすく伝えることができない。
「話が分かりにくい」ということになるでしょう。
例えば、あなたに「営業職なのに口ベタのままでは食いっぱぐれてしまう」という危機感があるなら、危機感がある、と認めてしまいましょう。
発信力を向上させるのは手段であって、「食いっぱぐれない」ようになりたいということがあなたの本音であり、目的かもしれないです。
口ベタだから営業職が無理というのも思い込みのことが多いです。
でも、口ベタで多くを語らなくても、それが誠意を感じていい、と沢山のお客様に支持される営業の方も数多くいらっしゃいます。
もう少し言うと、
「運動したい」とずっと思っててるのにできない、という人の本音を引き出すと、本当は運動したくなかったりするのです。
本音は「健康診断にひっかからないようにしたい」「妻からうるさく言われたくない」ということがあります。
だとすれば、「運動」以外の手段で自分の本音を満たすための方法はたくさんありますよね。
もちろん、本音を探って
「私はそこまで発信力を上げなければいけない切実な理由はない」と分かってしまったら、無理に発信力を上げなくてもOKです。
今までそこに使っていたエネルギーを、どうか他のところに使ってください。
本音を探り、
「やっぱり私は発信力を向上させたい」と思ったのなら、いよいよ発信力向上のためのアクションに進んでいきましょう。
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今年も残り僅か
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今年も残りあと僅か、仕事で失敗など、色々と学ぶ機会が今年も沢山ありました。
スタッフにはメンタルやフィジカルな部分を育て、
仕事中におけるルーティン、考え方をじっくりと教えていきました。
そうした結果がこの12月に出ると思っています。
なぜ12月なのか?
歪みが生まれるからです。
1年間モチベーションを保つのは多分無理です。
毎日毎日仕事中、モチベーションを保ち続けられる人なんてごく僅かな人だけと思います。
12月という1ヶ月間だけでも、この一年間頑張ったことを発揮し、
「今年も一年ありがとうございました。来年もよい一年になります様…よいお年を…」
と自信を持って言えるように…
今年やってきたことに
それなりに自信もあります。
その真価が問われるのもこの12月!
そして、自分自身の課題は、
この忙しい時にも、ホスピタリティの低下を招かない気の回り方ができるのか?
どうしても1人でも多く来てもらうために予約を無理に入れてみたりしてしまいます…
忙しかろうが何だろうが、サービスとクオリティの低下を招いてはならない。
自分自身を、コントロールするのは難しい…
「難しいと言っている間はなんも直らんぞ!」と妻にも叱られております…
なので、時間管理を徹底して、今以上に悪くならないように、無理をしない。体調にも気をつけないといけないと思います。
そして、もっと感謝している自分になる。
特にお客様と接している回数が多くなるにつれて感謝の気持ちが薄れていっているような気がしているのでここは変えるべきポイントだと思っています。
毎年新しい課題が出てきます。考えることは一向に減りません。
でも諦めないで
来年も継続し、さらなる改善をしていきます。
色々と行動したこの一年に対する評価を受ける月。
お客様にまた来て頂けるように…
残り少し、最後まで気合入れていきます!!
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プロになれる人とは?その前に大切な事
https://note.com/ageratum_kobe/n/ne95c58e7680b
カット塾をやってて、技術指導している時に思った事を書きます。
今月塾に入ってくれた2年目の子が、一生懸命練習しているのですがなかなか上手くなれない悩みがあり、足りないものがあるので記事にします。
あと、昔僕自身が学んだプロとアマチュアの違いを引用しながらプロになる人の特徴など説明していきます。
ビジネスの世界でも、スポーツ、芸術など全ての世界で結果を出している人は、能力やモチベーションというのもあるのですが、それよりも手前の時点で大事なことがあるんです。

プロになれる人となれない人の違い
プロになれない人の特徴は、プロになる為の行為(行動)を特別視してしまう人
例えば、ビジネスの世界で「音声で学ぶ」があります。
結果を出す人は、通勤時や何かをしながら聞いたりします。
一時中断しても、何分まで聞いたのかをなんとなく覚えて、また後で続きをやります。
ちょっとでも時間があったら学ぶことをしています。
結果が出せない人、特別視してる人は、
勉強を「さぁやるぞ!」と言って、家に帰って机の上にノートを広げてやってしまう。
特別視しているために、「仕事で遅くなったから、疲れたから明日にしよ」ってな感じで、モチベーションや気分によって左右されやすく。日常の実践量がどんどん少なくなってしまいます。
つまり、日常的にやっている人の方がプロになれます。
プロになる為の行為を特別視していないという人になるわけです。
学校に行ってもプロにはなれない
プロの美容師になれるって言う人は、普段からいろんな人の髪型やファッションなど、普段からずっと見ていたり、考えたりしています。
日常の行為での蓄積があり、思いついたらどんどんチャレンジをしていきます。
例えば、街中で変な髪型を見たら、自分だったらこうやって上手く作るとか考えて、実際カットしてみたりします。
そうすると結果が生まれてきます。
プロになれない人というのは、口ではプロになりたいって言いながら、全く作品も作らないしなんも考えていないし、もちろん行動もしていないです。
就職して、プロから学べば大丈夫だとか言い出したり、とりあえず国家資格だから取っておいておいて、損はないかなぁとか言い出します。
専門学校に行って、たった2年間習ったぐらいで美容師の資格は取れても、プロになれる訳がありません。
美容学校で学ぶのは『国家資格合格のため』の勉強です。現場が求めているスキルとは大幅に離れているためです。
(学校問題はまた違う記事にしていきます)
特別視しているか、もしくはただの日常の一つの行為としているか?
特別視するということは、それに対する障壁を高くしてるということです。
つまり難しいことだと決めつけているので、学ぶ機会をどんどん逃してしまうのです。
特別なことを学ぶ特別な準備ができてないから、まだ自分はやっちゃいけないとか、こんなことではいけない、まだ戦いの場に出てはいけないみたいに、勝手にどんどん自分でハードルを上げてるんだと思います。
やりたい気持ちはいくらあっても、実際に普段からやってないわけだからできない、という風になってしまいやすいんです。
プロになるには
厳しく言うと、1日5分でもいいからとりあえず始めろ!
そして、隙間時間があればやる!自分の中でやって当たり前の状態を作ること!
人間は何か新しい事を始める時、心理的抵抗が生まれます。
でも、やる事が当たり前になってくるとその抵抗が薄れていきます。
車で例えると、心理的抵抗はブレーキです。
ブレーキを踏んでいる状態でアクセルを踏むのは負担になります。
ブレーキがかからない状態だったら、アクセルを少し踏むだけでも前に進みます。
それが蓄積されると距離が伸びて、ゴールに近づきます。
ブレーキがかかっていない状態ならより早く進めます。
まとめ
最後にどんな事でもそうですが、学びたい事ややりたい事がある場合、特別視しないこと、そして、必ず行動を習慣化させること。
技術は教えれますが、こればかりは自分自身がやるかやらないかです。
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カットが上手な人
https://note.com/ageratum_kobe/n/n20657dfa4020
あくまでも個人的な感想です。
1+1=2 のようなルールがあります。
カットにも理論がもちろんあります。
どんなお仕事でもこういうルールがあると思います。
カットに関しては理論が8割 センスは2割だと思っています。
(「センス」は「ものごとの感じや風合いなどを繊細に捉える心の働き」という意味です。)
よくセンスでカットしていると思われがちですが、それは違います。
例えば素人にハサミを持たせ、1+1=2みたいに公式通りさえすれば、
カットは出来るのです。不思議なことにそれなりに形になってしまうのです。
理容に関しては刈り上げが基本技術になります。
美容ではワンレングス、ボブなどが基本技術です。
もしもセンスでカットしていると、毎回同じものが作れると思いますか?
感覚だけで切っていると下手をすると同じものが作れません。
スタイルを作る公式があります。
基本的な公式で形を作りそこにセンスを少し加える。
センスとはこの人の顔形にはここの部分に重みを残すなど、
こうすれば見え方が変わるなど、その人に合わせるのがセンスと思っています。
グラデーションやレイヤーをどの角度、どの位置でいれるのか?
どのようにコントロールするのか?この部分にセンスが必要です。
そしてそれを実行するのにまた理論が必要です。
適当に切っているように見えて、実は頭皮からどの角度で髪を引き出すのか?
手前に引き出すのか?向こう側に引き出すのか?
角度は垂直なのか?平行なのか?
梳き方も同じように、
髪の表面に入れるのか、内側に入れるのか?
色んな技法がありますが、どの技法がいいのか?
量をたくさん減らせばいいという考えは間違っていると思います。
たくさん減らすと量は減ります、でもボリュームは減りません。
理由は梳いて隙間を作れば空気感は出ますが、
密度や規則性は失われます。
髪は長いとねてくれます、短いと弾力が出て立ちます。
だから量をたくさん減らしてもボリューム感はなくなりません。
流したいスタイルの場合、量をむやみに減らすとツヤ感が失われ、
痛んでいるように見えます。
ツヤを出したいと思っている方、日々のケアではなく、
カットが原因かもしれません。
癖毛には癖毛の理論があり、直毛には直毛の理論があります。
新規で来店されるお客様で、前回のカットで悩んでしまうことがあります。
それは、とにかく梳いて、
軽くしたいので、もっと梳いて、
理論にないような梳き方をされると、修正が出来ません。
ボリュームを抑える梳き方、ボリュームを出す梳き方。
髪質によって変わる。
理論が理解出来れば、後にある程度のセンスは身につきます。
そして、理論があるとお客様に説明も出来ます。
要は公式と公式の組み合わせでスタイルは完成するということです。
自分自身もまだまだですが、
この理論を追求し続けて行きます。
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