自己免疫疾患の場合…
外部からの侵入物を攻撃する機能が自分の体を攻撃してしまうことにより、Tリンパ球が毛根を異物だと思い攻撃すると考えられております。しかしなぜそうなるのかはまだ解明されていません。
遺伝の場合…
円形脱毛症患者の約9%に、同じ症状を抱えている家族がいると言われています。親等が近いほど発症率が高く、遺伝的要素が関係する可能性が高いです。
ストレスの場合…
精神的ストレスを受けると、それに対抗するために交感神経が活発に働きます。心肺や体温を上げたりしてストレスと闘う準備をしてくれます。しかし、ストレスが強すぎたり、長く続くと、交感神経に異常をきたします。その結果、血管を収縮させ、頭部の血流が悪くなり、毛根に栄養が届かなくなると考えられています。
次回6月号の男前新聞で日常生活の注意を書きます。